「夏のお嬢さん」
ベイビー君はまるでアイスのよう
白くて今にも溶けそうだ
なびく髪の毛をかきわけて
どこまでも走る 砂の上
あいつのとこに行くのかい
僕にしとけよって 嗚呼、言えないな
いつも以上に綺麗だな
うるんだ瞳にぼくを 閉じこめて
ベイビー君は太陽のように
眩しくて暑い、溶けそうだ
踊る真っ白なワンピース
裸足で駆けてく 少女のよう
あいつのとこに行くのかい
僕にしとけよって嗚呼、言えないな
あいつのためのゆかた姿
誰よりも綺麗だなんて、言えないな
あいつのとこに行くのかい
僕にしとけよって嗚呼、言えないな
あいつのそばで笑う君が
誰よりも好きだなんて 言えないな
言えないなぁ